踊りはごまかしがきかない

踊りはごまかしのきかない、その人のありのままを受け取り手に届ける。
ある意味、相当恐ろしいものかもしれません(^^;)

普段のレッスン

普段のレッスンは自分のことだけで精いっぱいです。はい。
まだまだひよっこシニアダンサーですから(ダンサーなんて言うのもおこがましいけど、ここでは言っちゃいますね)
頭フル回転させて、手と脚の動きをお手本に近づけるようにしている、つもりです(泣)


ただ、時々我に返って周りの方々の踊りをじーっと観察する時があります(これも大事なお勉強)
そうすると、「この方は手足が長くて舞台映えするんだろうなぁ」とか「いつも丁寧に踊っていらして、きっと丁寧に暮らしていらっしゃるんだろうなぁ」とか「もしかしてせっかちさんかな?」とか、その人の動きから伝わってくるものがたくさんあることに気づきます。

プロとアマチュアとシニアアマチュア

同じ指示を受けてやっているはずなのに、正に百人百色。ゴルフのスイングの練習に少し似ている気がします。

当然プロのダンサーさん達は、日々命削って練習し、積み重なったものを、本番の一瞬で出せるように努力されています。そこに美や、かっこよさがあり、憧れを抱くのは当然です。私もその一人。
恐ろしいものに憧れてしまったものだと、今さらながら思います。

シニアダンサーさんの踊りは、その人の人生そのものだと感じます。どんなふうに年齢を重ねてきたのかが、踊りを通して伝わってきます。そこに一般人は感動や勇気をもらうこともしばしば。


「踊りはごまかしがきかない」と感じるのは、その人の「素」が見えた瞬間なのかもしれません。でもそれが素敵なのです。(好きなダンサーは菅井円加さん。あの体幹の強さ、美しさをプロと呼ぶんですよね。田中泯さんの独特の世界観も好きです。)

シニアアマの素人ひよっこシニアダンサーだけど、自分にできることを、楽しく、細く、長く続けられたら本望です。きっと私も周囲にダダ漏れで踊っています(^^;;